人とのトラブルが起きそうな時の相談相手に変わった弁護士への相談

弁護士といえば、法廷ドラマなどで犯罪に巻き込まれた被害者や加害者の代理人として裁判のための証拠を揃え、法廷での弁論を行うイメージがあって、あんな法律問題を大阪で相談できる自分の生活とは関係がない存在の人達だと思っていました。しかしながら、約5年ほど前、祖父母が残した土地を巡って、高齢となった母親兄妹での遺産相続の問題が持ち上がりました。母親が知らない間に叔父や叔母によって相続処理が行われ、しかも共有名義での土地登記がなされていると連絡が入り、その共有名義の土地を売却したいから実印を準備しろといきなりの連絡が入りました。転倒事故で障害を抱えている高齢となった母親は、連絡を受けた時点でパニックを起こし、法的な手続きに不安を感じた私が、代理人として叔父や叔母の話を聞きました。土地の売買や相続に関してそれほど知識もないため、判断に苦慮したため、県の弁護士会に相談の連絡を入れて、専門の弁護士事務所を紹介して頂きました。紹介された弁護士事務所を訪ねると、30代のガタイの良い男性弁護士の方が話を聞いてくださり、解決方法をいくつかご提示頂きました。弁護士事務所の戸を叩くのは敷居が高くてと話すと、本来は人が社会で暮らす中でトラブルになりそうな時に、相談する場所が弁護士事務所で、風邪を引いた時に病院で診察してもらうのと同じですよと言って頂き、気分が楽になりました。それ以後、母親の土地問題に関する件では、その弁護士さんが処理にあたってくれ無事に解決できました。弁護士さんへの相談では、料金がいくらになるか分からないという不安もありますが、その点も、相談する際にストレートに聞くと丁寧に説明して頂きました。さまざまなトラブルが増えた社会環境の中、法的なトラブルになりそうな時に相談する弁護士が、主治医のようなイメージにそれ以降変わりました。

弁護士さんにも得意分野があることを知りました。

弁護士さんは、法律のことならば、なんでも詳しい専門家であると思っていました。ですので、弁護士さんに得意な分野があるとは知りませんでした。
 ここ肥後橋で話題の法律問題を相談するなら医師は医師免許を持っていて、その免許があれば、たとえば、それまで内科の医師をしていたのが、明日から外科の医師をする、ということができます。免許には、〇〇科限定ということはない、ということを知っています。そして、その医師免許を持っていても、専門分野を持っていて、内科の医師です、といった言い方をごく普通にしていることは、ある意味常識として知っています。それだけ、医師という存在、病院は日常生活の中において、身近なのかもしれません。
 弁護士は、というと、一生の中で弁護士さんに関わることなく、過ごす、ということが、特別なことではなく、多くの人は関わることなく過ごすのであろうと思います。ですので、弁護士の仕事の実際なんて、よくわからないのかもしれません。
 ですが、最近、いわゆるリーガルドラマが多くなってきていることもあって、弁護士も、企業の顧問になるような弁護士もいたり、企業の再建を専門とする弁護士もいたりするんだ、ということを知りました。それまでの弁護士のイメージは、刑事裁判で、被告の無罪を主張するような、そんな弁護士さんか、なにか、もめごとがあったときに、弁護士さんに相談をして、解決のサポートをしてもらう弁護士さん、というようなものでしたので。
 そう考えると、弁護士さんも得意分野があるわけで、私がもしお世話になるようなことがあったとしたら、良く調べて、得意分野としている弁護士さんを探さないと、と思いました。